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ラブシーンのみ・がっつり
隣り合った状態から、口付けを交わしながら、治は仲井と文字通り、膝を交える。
座ったまま身を寄せれば、互いの雄身が腿に当たる。どちらともなく指で弄るが、仲井の方が先に、治のズボンに手を忍ばせる。治の下着はすでに滴りにより湿っていた。先端に指でつ、と一文字を引く。
「――んっ」
「なんやもう、こないなって」
「自分……こそ」
「下、脱ごか?」
下衣を取り、再び同じ体勢に収まる。
少量の酒は、二人を饒舌にする。
解放された治の分身をぬるぬると撫でながら、首筋を甘噛みし、仲井は囁いた。
「なあ」
「えっ……ん……あっ」
「おいが居ないとき――自分で、やったんか?」
「え? ……んーんっ」
治はかぶりを振った。それから、相手の雄に手を伸ばす。
「ホンマに?」
「ほん……と」
仲井の顔を見ながら、自分がされているのと同じように指を滑らせる。仲井も時折治に視線を走らせる。
「だって、仲井と……」
「おいと?」
「っ!」
思わず竿をぎゅっと掴む。が、すぐに力を緩め、再び動かす。治はほっと息を吐くように睦言を続ける。
「した方が……気持ち……いい」
「ほうか」
先走りがはしたなく滴る。仲井がぬめった指で後孔を解し始めると、治の顔に緊張と期待の色が浮かぶ。それを見逃す仲井ではなかった。中に入れる指を増やしながら、意地悪く尋ねる。
「――こっちまで、びちょびちょたい」
「……あっ……ん……」
「なんや、そんなに入れて欲しいんか」
「……っ」
治は紅潮した顔をさらに耳まで赤くし、相手の雄を握る手にも力を込める。――しかし。
「――うん」
仲井を見つめて嬉しそうに頷く。
ここまで素直に同意されてしまうと、言われた方がなぜかドキリとする。
「は~……」
思わずため息をつく仲井を訝しむ治。
「――な……に?」
「なんでもないたい」
指を引き抜く。それから、こちらまで赤くなってしまった顔を隠すように、治の体をうつ伏せにし、後ろから思い切り穿ってやった。
(了)
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