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スケッチ無頼

◆男性同士の恋愛(エロ含む)などを扱っております。 ◆閲覧は自己責任でお願いします。リンクフリー。転載などする際は一言お願いします。 ◆福本作品の二次作品中心です。個人ページであり、作者様・関係者様とは一切関係ありません。 ◆作品にならないスケッチあるいは管理人の脳内妄想だだもれ意味不明断片多し注意

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※夜

ラブシーンのみ・がっつり





隣り合った状態から、口付けを交わしながら、治は仲井と文字通り、膝を交える。
座ったまま身を寄せれば、互いの雄身が腿に当たる。どちらともなく指で弄るが、仲井の方が先に、治のズボンに手を忍ばせる。治の下着はすでに滴りにより湿っていた。先端に指でつ、と一文字を引く。

「――んっ」
「なんやもう、こないなって」
「自分……こそ」
「下、脱ごか?」

下衣を取り、再び同じ体勢に収まる。
少量の酒は、二人を饒舌にする。
解放された治の分身をぬるぬると撫でながら、首筋を甘噛みし、仲井は囁いた。

「なあ」
「えっ……ん……あっ」
「おいが居ないとき――自分で、やったんか?」
「え? ……んーんっ」

治はかぶりを振った。それから、相手の雄に手を伸ばす。

「ホンマに?」
「ほん……と」

仲井の顔を見ながら、自分がされているのと同じように指を滑らせる。仲井も時折治に視線を走らせる。

「だって、仲井と……」
「おいと?」
「っ!」

思わず竿をぎゅっと掴む。が、すぐに力を緩め、再び動かす。治はほっと息を吐くように睦言を続ける。

「した方が……気持ち……いい」
「ほうか」

先走りがはしたなく滴る。仲井がぬめった指で後孔を解し始めると、治の顔に緊張と期待の色が浮かぶ。それを見逃す仲井ではなかった。中に入れる指を増やしながら、意地悪く尋ねる。

「――こっちまで、びちょびちょたい」
「……あっ……ん……」
「なんや、そんなに入れて欲しいんか」
「……っ」

治は紅潮した顔をさらに耳まで赤くし、相手の雄を握る手にも力を込める。――しかし。

「――うん」

仲井を見つめて嬉しそうに頷く。
ここまで素直に同意されてしまうと、言われた方がなぜかドキリとする。

「は~……」

思わずため息をつく仲井を訝しむ治。

「――な……に?」
「なんでもないたい」

指を引き抜く。それから、こちらまで赤くなってしまった顔を隠すように、治の体をうつ伏せにし、後ろから思い切り穿ってやった。



(了)
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